TDA1543_8para


2月 02, 2008 TDA1543*8の試作


TDA1543*8の試作基板が送られてきたので早速組上げて一気に音出しまで成功しました。いやー音が良いな、のっけからこんなに音が良いとは、まだエージングもチューニングもしていないのに十分良い音です。情報量も多く低域から高域までバランス良く伸びています、厚みのあるパワフルな音です、これはこのまま何もしなくて良いんじゃないかという気にさせられます。あとはアートワークがうまいんだなこれが、「なるほど、そうやって引けば良いんだ」と思わせる部分も多々あります。


2月 17, 2008 TDA1543_8PチューニングVol1


TDA5143_8Pが完成して十分良い音だから何も改造しなくても良いじゃんと思っていましたが、MainのシステムにつないでTDA1541EPIともろに比較するとさすがにちょっと負けます、中高域のもやっと感があります、特にオーケストラを聴くと5人とか10人帰っちゃったんじゃないかと思われるくらい情報量が不足しています。そこで1543EPIの時に得たノウハウでデジタル段のレギュレータを出てすぐのOSコン470/16Vを外して 2Ω+333(0.033uF)に変更するとやはり激変、中高域のもやっと感はきれいに取れ情報量もUPします、電気屋としては少々怖い気もしますが、そこは自作の良いところ、自己責任だから音が良ければOKとします。しかしまだオーケストラは3人くらい帰ってこないような音です、うーん、ブリーダを入れようかと考え中。


3月 02, 2008 1543_8para本番バージョン


1543_8para本番バージョンが完成、音出し確認まで終わりました。はー、やれやれ。8paraだけに電力を食います。電源には負荷をつないだ状態で12V近く出ていないとうまく鳴ってくれませんでした。とりあえず動作を確認したので電源はトロイダルに変更する予定です。


TDA1543_8PチューニングVol2 MiniOSC1





3月 08, 2008 TDA1543_8PチューニングVol2 MiniOSC2


くましろさんがでかいOSCで「すげー良い」と言っていたのでずっと作ってみたいと思っていました。づかさんも三田のOSCでやっていますね。私も今更シリーズでおもいきって作ったのですが十数秒しか動かなかったのでなんとかならないかと考えていました、もしかしてでかいOSCが良いのではなくOSCを電源から別にして作ったことが良かったのでは?と思い、さらにどうせ作るなら3端子をやめてLED電源にしたらもっと良いのではないかということで MiniOSC基板を作りました。結果はすごく良いです、解像度がぐんと上がります。かなりプラシーボが入っていますが笑っちゃうほど良いです。試聴は 8para基板に使っているOSCを外してMiniOSC基板に挿したので純粋に回路だけの違いが出たのだと思います。その後づかさんにでかいOSCをいただいたので今更シリーズでそのうち作ろうと思います。


3月 16, 2008 MiniOSCの回路図とアートワーク


MiniOSCの回路図とアートワークです。出来が良かったら基板化しようと思ってあらかじめPCBEで書きました。また2.54ピッチのユニバーサル基板で組めるように制約は厳しくなりますが2.54ピッチを守って作りました。左が部品面から右が半田面から見た図です。周波数が非常に高いのでへたな配線では音が出ません、私も同軸ケーブルを使っていますがそれでも80MHzまでしかうまく動かせませんでした。せっかく頑張って作ったのに音がでないと残念なのでやる人は駄目もとでどうぞ。


TDA1543_8PチューニングVol3 電源大改造1





TDA1543_8PチューニングVol3 電源大改造2


電源を大改造しました、パターンカットだらけです、4箇所をカット、ランドだけ残して表側でGNDを切り離して、裏でもとの電源を切り離しています。この写真を見て「ああ、こういう回路ね」と浮ばない人はマネしないでください。パターンカット無しに同じことをするとショートしてしまいとても危険です。


3月 20, 2008 TDA1543_8PチューニングVol3 電源大改造3 トロイダルトランス化


この写真を見て「ああ、こういう回路ね」と浮ばない人はマネしないでください。ごく普通のスタック整流です、パターンカット無しに同じことをするとショートしてしまいとても危険です。 今回使用したトロイダルトランスは以下の通り Digital部 RS品番 278-6885 トランス,トロイダル,60020,5.0VA,2x115V pri,2x7V Analog部 RS品番 278-6986  トランス,トロイダル,60032,7.0VA,2x115V pri,2x12V どうしてもAC100Vを直接繋げたくてこの様な改造になりましたが、トランスとダイオード、コンデンサをHENの別のケースに入れて、自作ACアダプターを作る方が安全だしかっこいいかもしれません。トランスを内臓することで発熱量も増えるし、ケースに冷却用の穴を空けましたがまだ足りません、もっと追加する予定です。


3月 29, 2008 1543_8paraのケーシング


1543_8paraのケーシングが完了しました。RSのトロイダル12V7VAはまさにドンピシャでした-7%くらいの減電でハムが出始めるのでちょうど良い容量だと思います、現在売り切れ中とのことで残念ですが入荷したらこれはお勧めです。熱も底板とリアパネルに放熱用の穴を追加したらフタを開けている時とそんなに差がない程度まで温度が下がりました。ケーシングしても割と簡単にパカッと基板を外せるのでこのままでチューニングを続けようと思います。


4月 12, 2008 放熱対策


8paraはレギュレータのトランジスタと1543がかなり熱くなります、そこでちょっとずるいですが仕事で小さな面積の回路を放熱させたくて試して見た信越シリコンの放熱ゴムシートのあまりを使って見ました。なぜずるいかというと秋葉とかそこらでは手に入らないからです。底面とリアパネルに穴をあけて十分放熱出来るようになったのですがゲルマニュウムトランジスタを使って見たいのでさらなる放熱対策を模索中。 このゴムシートは厚さ1mmで30cm角くらいで見た目はロースハムに見えます、さわった感じもしっとりしてハムみたい。結果は表面積が増えたのでそれなりに放熱していますがシャーシに逃がそうと思ったのですがそちらはあまり効果がないみたい。こんなやつです。http://www.silicone.jp/j/solution/heatdissipation/rubber.shtml http://www.silicone.jp/j/solution/heatdissipation/rubber02.shtml


4月 19, 2008 OSC別電源化


MiniOSC基板でクロックを外部で作った時とても効果があったけどHENのケースに入らないのでどうしようか考えていた時、ノラさんに良いヒントをもらいました。別基板にしなくてもMiniLED基板でOSCの電源だけ別にすると効果があるとのことでした。早速やってみました、なるほどMiniOSC 基板を作った時と遜色ない効果が得られました、これはお勧め。最近老眼が進んでMiniLED基板の製作は厳しかったです。


5月 05, 2008 パスコン


パスコンに関して、jinsonさんの部品表では0.1uFになっていますが私は1uFくらいはほしかったので手元にあった0.82uFを使っていました。ここのコンデンサも結構音に影響をするだろうなとは思っていました。まずは容量の差がどのような影響をおよぼすか知るために同じMKT1826の 0.15uFにしてみました、なぜ0.15かというと次は種類を変える予定でWIMAの赤が0.22uFを持っていたので近い値を取りました、するとぐーんと情報量が多く濃くて元気な音になりました。WIMAの0.22uFにするとさらに低域が太くなり迫力が出てきました。しかし容量による差の方が大きいです。ここはいたずらにでかくてはだめなんだと思いました、OSコンの10uFとか大きな値を使っている方はお勧めです。


11月 16, 2008 TDA15438Para 2台目


TDA15438Paraの2台目を作り始めました、試作も入れると正確には3台目、1台目はかずき屋さんに拉致されているので頑張って作り始めました、今回も途中でめげるといけないのでシャーシ加工を先にしました。1台目のシャーシの写真は放熱用の穴が少ないものでししたが8Paraは発熱がすごいので最終的には今回の写真のように穴だらけになりました。これだけ開けても電源を2SD72にすると発熱がひどくゲルマを使うのはあきらめました。


11月 30, 2008 TDA1543 8para 2号機


TDA1543 8paraの2号機が完成しました。出来上がってすぐに聴いてみましたがあまりのひどさにあきれてしまいました、1号機の時も組んですぐはひどい音でダメじゃん、と思ったのを思い出してエージングすることにしました。1号機との違いはVrefの抵抗をPRPからデールの巻き線抵抗NS2Bに変更した点です。ここはやっぱり巻き線が良いですね、ぐんと鮮度が上がった音がします。


1月 03, 2009 OPT-COAX変換基板


DACを作っていて時々光入力は出来ないの?と聞かれることがあって、今回はOPT-COAX変換基板を作ってみました。私自身は光で音を出すのが20年ぶりくらいでその昔光は音が悪いというイメージがありましたが今回作った変換基板を使ってみたらそんなに極端な差はありませんでした。



10月 30, 2010 CLK


くましろさんに発振器をいただきました。 きれいなモジュールになっています、私がやるとこんなにきれいには出来ません。 CLK専用の電源にかなり干渉して電源が仰け反っているますがなんとか付きました。 で、音ですがとてもなめらか、スムーズな感じです、高域の解像度が上がっています。 とてもシルキーで疲れない音だと思います。


Home