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2024/09/09 月

NosPiDAC Zero / NosPiDAC Zero Plus HPA

1.jpg

ご注意:
再生開始時に、プチノイズが出ることがありますが仕様です。
あらかじめご承知おきください。



★NosPiDAC Zero2
マニュアル ディスコン
★NosPiDAC Zero Plus Tube
マニュアル ディスコン
★NosPiDAC Zero2 NoLCD
マニュアル ディスコン
★NosPiDDC Zero
マニュアル ディスコン
★NosPiDAC Zero 1543
マニュアル ディスコン
★NosPiDAC Zero Plus HPA
マニュアル ディスコン
★NosPiDAC Zero
マニュアル ディスコン
★NosPiDAC Zero Plus HPA 完成品 ディスコン
★NosPiDAC Zero 完成品 ディスコン

NosPiDAC Zeroは、Raspberry pi zero用のNOS DAC(ノンオーバーサンプリングダック)ボードです。
MoodeAudioおよびVolumioに対応しており、「持ち運べるNOS DAC」を手軽に構築できます。

■新着情報
2018/8/3 設定済みイメージ更新しました。
戻るボタン、進むボタンの動作を変更しました。
・楽曲非再生時の動作
短押しで音量1%刻み。長押しで音量連続可変
・楽曲再生中の動作
短押しで前曲、次曲。長押しで音量連続可変
ボリューム表示が出ている間は、短押しで、音量1%刻み
・同時押しで、プレイリストモード
短押しで、次のプレイリスト、前のプレイリスト。再生ボタンで即時確定
@__tkz__さんの1曲目プチ音抑止パッチ適用済みです。ありがとう!@__tkz__さん!
本バージョンより、イメージを焼き直さなくてもスクリプトだけアップデートできるようにしました。
■シリーズ共通、特徴とコンセプト
・DACにTDA1387を採用しており、16bit/192KHzまでの再生に対応しています。
・プレイリストを操作したり、細かな設定はWiFi-APモードで接続して行う前提ですが、楽曲の再生やスキップ等は、ボタン操作によって行うことができます。
・小型LCDを搭載しており、楽曲表示やその他の情報の表示が可能です。
・正面、背面のカバー基板が付属しますので、別途、ケース等を用意する必要はありません。

※ボタン、LCDの利用には、専用スクリプトの導入が必要です。

■ご注意
・Raspberry pi zeroが別途必要です。
・本キットは実験基板です。技術サポートはありません。
・本基板使用に伴う事故等に関して、一切の責任は負いません。自己責任でお願いします。
・オーディオ出力はライン出力です。出力レベルが低めですが、ご承知おきください。

■ケースなど
いろいろなケースを、さーくる - Atelier GaRaKu -さんが作ってくれてます。
購入は、家電のケンちゃんにどうぞ
使い方の説明なし、わかる人だけどうぞってケースもあります。
ホボデンチホルダ
質問負不可です。




■設定済みOSイメージ
2018/8/3
戻るボタン、進むボタンの動作を変更しました。
・楽曲非再生時の動作
短押しで音量1%刻み。長押しで音量連続可変
・楽曲再生中の動作
短押しで前曲、次曲。長押しで音量連続可変
ボリューム表示が出ている間は、短押しで、音量1%刻み
・同時押しで、プレイリストモード
短押しで、次のプレイリスト、前のプレイリスト。再生ボタンで即時確定
@__tkz__さんの1曲目プチ音抑止パッチ適用済みです。ありがとう!@__tkz__さん!
本バージョンより、イメージを焼き直さなくてもスクリプトだけアップデートできるようにしました。

スクリプトの導入が面倒な人は、以下をクリックして設定済みイメージをダウンロードしてください。
動作保証はありません。

・NosPiDAC Zero、NosPiDAC Zero Plus HPA向け起動イメージ
★Raspberry pi のハードウェアバージョンによっては起動できない可能性があります。
本ブートイメージは開発を終了しており、今後メンテナンスはしません。
ブートできないRaspberry piをお持ちの方は、ご自身でなんとかしていただくしかありません。(古いRaspberry piを探すか、自分でブートイメージを作るか)
報告やご連絡をいただいても、対処できないです。

設定済みのMoodeAudioのイメージ
ボタンアサインは、★デフォルトのボタンアサインについてを参照してください。
ボタンアサインの変更は、ボタンアサインのカスタマイズを参照してください。


焼き方は、以下の手順となります。

Win32diskmanagerをダウンロード
https://osdn.jp/projects/sfnet_win32diskimager/
Win32DiskImager-x.x.x-install.exeをダウンロードし、
インストールする。

4GB以上のマイクロSDカードを用意し、パソコンに刺す。
この際、どのドライブで、そのマイクロSDが認識したか確認して覚えておく。

win32diskmanagerを起動
Image Fileの指定で、moode audioのイメージを指定
Device部分を見て、マイクロSDが刺さっているドライブか確認。
OKならば、Writeを押して書き込み完了まで待つ。

■スマホからの操作
スマホ等から、楽曲を選択したり、プレイリストを作成するには、WiFiで接続する必要がある。
以下の手順を。

スマホから、Wifiアクセスポイント 「Moode」を探す。
見つかったら、キーは、「moodeaudio」で接続。
ブラウザから、以下のURLを投入すと、UIが使える。
http://172.24.1.1/

あとは、ググれば、一般的な使い方が出てくるので自分で調べて欲しい。


■楽曲の入れ方
ネットワーク経由で本体のマイクロSDに入れる方法。
まず、ここにあるようなマイクロUSBでつながるLANアダプタを用意
これをラズパイゼロにつなげてブートする。

ブラウザから
http://moode.local/
につなげる。
ブラウザは、古いIEなどはハマるので、chrome, FireFoxなどを使おう。

moodeの画面がでたら、
右上の"moode"メニュー -> Configure -> System を選ぶ
System ModificationsのRoot file systemの"EXPAND"をクリック
ラズパイ本体は勝手に再起動を始めるので、LCDをみて、起動が終わるまでまつ。
まずこれで、SDカードに入れるための準備完了。最初の1回のみでよい。この作業は、マイクロSDの領域を、あますことなく楽曲に使えるようにするための物と理解すればOK.

実際に楽曲を入れるには、
windowsなら、マイコンピュータや、ネットワークのアドレスバーから
\\moode.local
にアクセスする。

すると、
NAS
RADIO
SDCARD
の3パーティションが見えるので、
SDCARD
に入る。そこに楽曲をコピーすればOK.

コピーが完了したら、
ブラウザから
http://moode.local/
につなげる。
左下のBrowseをクリック。
SDCARDの左側にあるアイコンをクリックすると、
"Update This Folder"と出るので、それをクリック。
これで、楽曲が反映される。

USB LANを買うという追加投資が必要だが、楽なので購入をお勧めする。


■ボタンアサインのカスタマイズ
以下のリンクより、設定ファイルを取得して、init.txtという名前で保存する。

設定ファイルダウンロード

中身を、自分好みに編集。

moode audioの場合。
\\moode.local\SDCARDにinit.txtをコピー
再起動。これで設定が反映される。


Volumioの場合
\\volumio.local\InternalStorageにinit.txtをコピー
再起動。これで設定が反映される。


★デフォルトのボタンアサインについて

・戻るボタン短押し = 前の曲へ、画面にVOL表示があるときは、音量1%-、プレイリスト切り替えモード時は前のプレイリスト
・進むボタン短押し = 次の曲へ、画面にVOL表示があるときは、音量1%+、プレイリスト切り替えモード時は次のプレイリスト
・再生ボタン短押し = 再生、一時停止のトグル、プレイリスト切り替えモード時は確定
・戻るボタン長押し = 音量−(押しっぱなしで連続)
・進むボタン長押し = 音量+(押しっぱなしで連続)
・再生ボタン長押し = 停止
・戻るボタン+再生ボタン短押し = 音量−
・進むボタン+再生ボタン短押し = 音量+
・戻るボタン+再生ボタン長押し = 30秒シーク−
・進むボタン+再生ボタン長押し = 30秒シーク+
・戻る+進む短押し = プレイリスト切り替えモード
・戻る+進む長押し = WiFi出力の切り替え
 0db <-> 31db
(楽曲再生時にノイズが乗るようなら、出力を落とす)
・全部のボタンを長押し
 シャットダウン
 ※ラズパイ本体のLEDが消えたら電源をOFFにしてよい。


■ここからスクリプト導入方法です(最新のmooodeやVolumioを使いたい人用です。スクリプトの動作保証はできません。
以下は、「NosPiDAC Zero」用のLCD,ボタンスクリプトの導入方法について記載する。

以下、スクリプト導入方

http://moode.local/
として、ブラウザから操作する。

・Moodeメニュー -> Configure -> System と進む。
スクロールしていくと「OPEN Web SSH terminal」というのが見つかるので、Openをクリック
ユーザ pi
パスワード moodeaudio
でログイン

volumioの場合は、
http://volumio.local/DEV/
にアクセスして、ssh を enableにする。
putty等で接続
解説はmoode向けに書いておあるが、基本おなじ。
ペーストのやり方は右クリック
ホスト名 volumio.local
ユーザ volumio
パスワード volumio

・i2cを有効にする (volumioでは不要)
以下のコマンドを投入していくが、手打ちはシンドイので、ペーストする。
ブラウザで右クリックすると「Paset from browser」というメニューが出るので、
それを選択して、以下のコマンドをペーストしていく。

sudo raspi-config

として、Interfacing Options -> I2C に進む。
これもまあ、画面見ればわかる。
カーソルキーで操作。エンターで確定
I2Cのとこで、とりあえずYESを選びまくり、最後にFINISH

・必要な物を入れる

sudo apt-get update

しばらく待つ。なにかいわれたら Yを返答

sudo apt-get install i2c-tools kakasi

これもおなじくしばらくまつ。基本的にYを返答

・スクリプトを入れる

wget http://www.telnet.jp/~mia/moode/lcd_zw.bin
wget http://www.telnet.jp/~mia/moode/btn_zw.bin

さらに

mv lcd_zw.bin lcd.pl

mv btn_zw.bin btn.pl

つづけて

chmod 755 lcd.pl

chmod 755 btn.pl


・自動起動に登録


sudo nano /etc/rc.local

一番最後の行に

exit 0

があるので、その上に以下を追加

MooeAudioの場合は以下
/home/pi/lcd.pl & > /dev/null 2>&1
/home/pi/btn.pl & > /dev/null 2>&1

volumioの場合は以下
/home/volumio/lcd.pl & > /dev/null 2>&1
/home/volumio/btn.pl & > /dev/null 2>&1

保存して閉じる。
CTRL + x を押す
さらに y を押す
そのまま enter を押す

さらに

sudo reboot

として、再起動後 液晶、ボタンが動けばOK

★その他の設定

mpd関連の設定が一通り終わったら、/etc/mpd.confの最後に以下を追加する。

audio_output_format "*:32:*"

これを追加したあとにmpdの設定を変えると消えちゃうから注意。


再生開始時にプチ音が気になる人は _tkz_さんのパッチをあてる。
http://tkz.hateblo.jp/entry/2018/07/30/231145
コンパイル環境を用意しないといけないので注意。