<< Hyper Keyboard pi | main | 頒布を受ける前に読んでください >>

2019/09/07 土

NosPiDAC Zero / NosPiDAC Zero Plus HPA

1.jpg

ご注意:
再生開始時に、プチノイズが出ることがありますが仕様です。
あらかじめご承知おきください。



NosPiDAC Zero2
マニュアル

NosPiDAC Zero Plus Tube
マニュアル

NosPiDAC Zero2 NoLCDマニュアル ディスコン
NosPiDDC Zeroマニュアル ディスコン
NosPiDAC Zero 1543マニュアル ディスコン
NosPiDAC Zero Plus HPAマニュアル ディスコン
NosPiDAC Zeroマニュアル ディスコン
NosPiDAC Zero Plus HPA 完成品 ディスコン
NosPiDAC Zero 完成品 ディスコン

NosPiDAC Zeroは、Raspberry pi zero用のNOS DAC(ノンオーバーサンプリングダック)ボードです。
MoodeAudioおよびVolumioに対応しており、「持ち運べるNOS DAC」を手軽に構築できます。

■新着情報
2018/8/3 設定済みイメージ更新しました。
戻るボタン、進むボタンの動作を変更しました。
・楽曲非再生時の動作
短押しで音量1%刻み。長押しで音量連続可変
・楽曲再生中の動作
短押しで前曲、次曲。長押しで音量連続可変
ボリューム表示が出ている間は、短押しで、音量1%刻み
・同時押しで、プレイリストモード
短押しで、次のプレイリスト、前のプレイリスト。再生ボタンで即時確定
@__tkz__さんの1曲目プチ音抑止パッチ適用済みです。ありがとう!@__tkz__さん!
本バージョンより、イメージを焼き直さなくてもスクリプトだけアップデートできるようにしました。
■シリーズ共通、特徴とコンセプト
・DACにTDA1387を採用しており、16bit/192KHzまでの再生に対応しています。
・プレイリストを操作したり、細かな設定はWiFi-APモードで接続して行う前提ですが、楽曲の再生やスキップ等は、ボタン操作によって行うことができます。
・小型LCDを搭載しており、楽曲表示やその他の情報の表示が可能です。
・正面、背面のカバー基板が付属しますので、別途、ケース等を用意する必要はありません。

※ボタン、LCDの利用には、専用スクリプトの導入が必要です。

■ご注意
・Raspberry pi zeroが別途必要です。
・本キットは実験基板です。技術サポートはありません。
・本基板使用に伴う事故等に関して、一切の責任は負いません。自己責任でお願いします。
・オーディオ出力はライン出力です。出力レベルが低めですが、ご承知おきください。

■ケースなど
いろいろなケースを、さーくる - Atelier GaRaKu -さんが作ってくれてます。
購入は、家電のケンちゃんにどうぞ
使い方の説明なし、わかる人だけどうぞってケースもあります。
ホボデンチホルダ
質問負不可です。




■設定済みOSイメージ
2018/8/3
戻るボタン、進むボタンの動作を変更しました。
・楽曲非再生時の動作
短押しで音量1%刻み。長押しで音量連続可変
・楽曲再生中の動作
短押しで前曲、次曲。長押しで音量連続可変
ボリューム表示が出ている間は、短押しで、音量1%刻み
・同時押しで、プレイリストモード
短押しで、次のプレイリスト、前のプレイリスト。再生ボタンで即時確定
@__tkz__さんの1曲目プチ音抑止パッチ適用済みです。ありがとう!@__tkz__さん!
本バージョンより、イメージを焼き直さなくてもスクリプトだけアップデートできるようにしました。

スクリプトの導入が面倒な人は、以下をクリックして設定済みイメージをダウンロードしてください。
動作保証はありません。

・NosPiDAC Zero、NosPiDAC Zero Plus HPA向け起動イメージ
設定済みのMoodeAudioのイメージ
ボタンアサインは、★デフォルトのボタンアサインについてを参照してください。
ボタンアサインの変更は、ボタンアサインのカスタマイズを参照してください。


焼き方は、以下の手順となります。

Win32diskmanagerをダウンロード
https://osdn.jp/projects/sfnet_win32diskimager/
Win32DiskImager-x.x.x-install.exeをダウンロードし、
インストールする。

4GB以上のマイクロSDカードを用意し、パソコンに刺す。
この際、どのドライブで、そのマイクロSDが認識したか確認して覚えておく。

win32diskmanagerを起動
Image Fileの指定で、moode audioのイメージを指定
Device部分を見て、マイクロSDが刺さっているドライブか確認。
OKならば、Writeを押して書き込み完了まで待つ。

■スマホからの操作
スマホ等から、楽曲を選択したり、プレイリストを作成するには、WiFiで接続する必要がある。
以下の手順を。

スマホから、Wifiアクセスポイント 「Moode」を探す。
見つかったら、キーは、「moodeaudio」で接続。
ブラウザから、以下のURLを投入すと、UIが使える。
http://172.24.1.1/

あとは、ググれば、一般的な使い方が出てくるので自分で調べて欲しい。


■楽曲の入れ方
ネットワーク経由で本体のマイクロSDに入れる方法。
まず、ここにあるようなマイクロUSBでつながるLANアダプタを用意
これをラズパイゼロにつなげてブートする。

ブラウザから
http://moode.local/
につなげる。
ブラウザは、古いIEなどはハマるので、chrome, FireFoxなどを使おう。

moodeの画面がでたら、
右上の"moode"メニュー -> Configure -> System を選ぶ
System ModificationsのRoot file systemの"EXPAND"をクリック
ラズパイ本体は勝手に再起動を始めるので、LCDをみて、起動が終わるまでまつ。
まずこれで、SDカードに入れるための準備完了。最初の1回のみでよい。この作業は、マイクロSDの領域を、あますことなく楽曲に使えるようにするための物と理解すればOK.

実際に楽曲を入れるには、
windowsなら、マイコンピュータや、ネットワークのアドレスバーから
\\moode.local
にアクセスする。

すると、
NAS
RADIO
SDCARD
の3パーティションが見えるので、
SDCARD
に入る。そこに楽曲をコピーすればOK.

コピーが完了したら、
ブラウザから
http://moode.local/
につなげる。
左下のBrowseをクリック。
SDCARDの左側にあるアイコンをクリックすると、
"Update This Folder"と出るので、それをクリック。
これで、楽曲が反映される。

USB LANを買うという追加投資が必要だが、楽なので購入をお勧めする。


■ボタンアサインのカスタマイズ
以下のリンクより、設定ファイルを取得して、init.txtという名前で保存する。

設定ファイルダウンロード

中身を、自分好みに編集。

moode audioの場合。
\\moode.local\SDCARDにinit.txtをコピー
再起動。これで設定が反映される。


Volumioの場合
\\volumio.local\InternalStorageにinit.txtをコピー
再起動。これで設定が反映される。


★デフォルトのボタンアサインについて

・戻るボタン短押し = 前の曲へ、画面にVOL表示があるときは、音量1%-、プレイリスト切り替えモード時は前のプレイリスト
・進むボタン短押し = 次の曲へ、画面にVOL表示があるときは、音量1%+、プレイリスト切り替えモード時は次のプレイリスト
・再生ボタン短押し = 再生、一時停止のトグル、プレイリスト切り替えモード時は確定
・戻るボタン長押し = 音量−(押しっぱなしで連続)
・進むボタン長押し = 音量+(押しっぱなしで連続)
・再生ボタン長押し = 停止
・戻るボタン+再生ボタン短押し = 音量−
・進むボタン+再生ボタン短押し = 音量+
・戻るボタン+再生ボタン長押し = 30秒シーク−
・進むボタン+再生ボタン長押し = 30秒シーク+
・戻る+進む短押し = プレイリスト切り替えモード
・戻る+進む長押し = WiFi出力の切り替え
 0db <-> 31db
(楽曲再生時にノイズが乗るようなら、出力を落とす)
・全部のボタンを長押し
 シャットダウン
 ※ラズパイ本体のLEDが消えたら電源をOFFにしてよい。


■ここからスクリプト導入方法です(最新のmooodeやVolumioを使いたい人用です。スクリプトの動作保証はできません。
以下は、「NosPiDAC Zero」用のLCD,ボタンスクリプトの導入方法について記載する。

以下、スクリプト導入方

http://moode.local/
として、ブラウザから操作する。

・Moodeメニュー -> Configure -> System と進む。
スクロールしていくと「OPEN Web SSH terminal」というのが見つかるので、Openをクリック
ユーザ pi
パスワード moodeaudio
でログイン

volumioの場合は、
http://volumio.local/DEV/
にアクセスして、ssh を enableにする。
putty等で接続
解説はmoode向けに書いておあるが、基本おなじ。
ペーストのやり方は右クリック
ホスト名 volumio.local
ユーザ volumio
パスワード volumio

・i2cを有効にする (volumioでは不要)
以下のコマンドを投入していくが、手打ちはシンドイので、ペーストする。
ブラウザで右クリックすると「Paset from browser」というメニューが出るので、
それを選択して、以下のコマンドをペーストしていく。

sudo raspi-config

として、Interfacing Options -> I2C に進む。
これもまあ、画面見ればわかる。
カーソルキーで操作。エンターで確定
I2Cのとこで、とりあえずYESを選びまくり、最後にFINISH

・必要な物を入れる

sudo apt-get update

しばらく待つ。なにかいわれたら Yを返答

sudo apt-get install i2c-tools kakasi

これもおなじくしばらくまつ。基本的にYを返答

・スクリプトを入れる

wget http://www.telnet.jp/~mia/moode/lcd_zw.bin
wget http://www.telnet.jp/~mia/moode/btn_zw.bin

さらに

mv lcd_zw.bin lcd.pl

mv btn_zw.bin btn.pl

つづけて

chmod 755 lcd.pl

chmod 755 btn.pl


・自動起動に登録


sudo nano /etc/rc.local

一番最後の行に

exit 0

があるので、その上に以下を追加

MooeAudioの場合は以下
/home/pi/lcd.pl & > /dev/null 2>&1
/home/pi/btn.pl & > /dev/null 2>&1

volumioの場合は以下
/home/volumio/lcd.pl & > /dev/null 2>&1
/home/volumio/btn.pl & > /dev/null 2>&1

保存して閉じる。
CTRL + x を押す
さらに y を押す
そのまま enter を押す

さらに

sudo reboot

として、再起動後 液晶、ボタンが動けばOK

★その他の設定

mpd関連の設定が一通り終わったら、/etc/mpd.confの最後に以下を追加する。

audio_output_format "*:32:*"

これを追加したあとにmpdの設定を変えると消えちゃうから注意。


再生開始時にプチ音が気になる人は _tkz_さんのパッチをあてる。
http://tkz.hateblo.jp/entry/2018/07/30/231145
コンパイル環境を用意しないといけないので注意。