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2010/09/08 水

Hyper-V R2

いままでVirtualServer 2005 R2で運用していた各仮想サーバだけど、
マイクロソフトもやるきなさそうだし、Hyper-Vに移行してみた。
Windows系OSは、全く問題なく快適な速度で動作して驚き。
問題は、いままでつかっていたFreeBSDだ。
そのままVHDファイルを移行してまず問題が1点。
起動時にBad siliceが出て起動できない、、、orz
よくよく考えてみると、FreeBSD4x系列の頃からのVHDをつかっていて、
BootMGRを全く更新していない。
仕方ないので、sysinstallにてBootMGRを更新して起動できるようになった。
やり方は単純、FreeBSD6系列なら6.4のインストールCDから、customを選び、
スライスを決める画面でwを押下(メニューにはでてないけど、wは使える)
これをすれば、直ちにスライスの情報を書き込みに行き、BootMGRを更新できる。
さて、ありがちな時計問題だが、FreeBSD6.4においてはVirtualServerと一緒。
以下のように設定で実機並の精度になる。

/etc/sysctl.conf
kern.timecounter.hardware=TSC
machdep.tsc_freq=自分のマシンのTSC実測値

TSCの実測値は、実機をFreeBSDのCD-ROM起動をすればすぐに解る。
Timecounter "TSC" frequency xxxxx Hz
などと出て来るので、これを使う。心配なら2〜3度計測してみても良いかも。
出て来ないようだったらごめんなさい。私は、時計の進み具合みながら、
逐次調整して追い込んでしまったので。

あと、以下も
/boot/loader.conf
hint.apic.0.disabled="1"
debug.acpi.disabled="timer"
kern.hz="100"

これでFreeBSD6.4の場合問題ないが、FreeBSD7.x系列はデフォルトでSMPカーネルになっているので、問題ありとおもわれ。
どうもHyper-V上でFreeBSDを動かす場合、SMP有効でもあまりパフォーマンスが出ないようなので、SMPを切ったカーネルにしたほうが良いと思う。
このあたりは、そのうち試そうかと。まだしばらく6.4で粘ると思うので。
さすがにportsのサポートが終わったら一気にバージョンアップしようかな。その頃には8系列も落ち着いてるだろうし。

Hyper-Vの最初の頃は遣う気になれんほどボロボロだったが、R2はかなりイケてる。VirtualServerの人は乗り換えても良いかも? NIC問題もないし、パフォーマンスも良い。
ただ1つ劣化している点は、Webマネージャがつかえなくなったこと。
Hyper-Vマネージャを導入していじらなきゃならない。もしくはコンソールから直接。VirtualServerは、この点で非常に使いやすかった。でもそのデメリットを補うくらいのメリットはあると感じているところ。

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