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2010/09/30 木

NASその3

またNASかよというのはおいておいて、その後の報告。
WD20EARSのまず1台目、1ヶ月たたないうちに、回復不能セクタ発生。
これは交換してもらえたのだが、交換品が届いた頃にはまた、もう一台
こんどはペンディングセクタ多発。これも修理行き(まだ戻って来ていない)
5台購入して2台、2ヶ月足らずで故障したわけだ。。
RAIDを組んでいる人は、スペアを1台、用意することをお薦めしたい。
なんか、1プラッタ500GB超えたあたりからHDDの品質が落ちてきた気がしてならない。安かろう、悪かろうといった感じ。
ちなみに使用開始前には、Zero fillして、面検してるのだが、これでも初期不良はあぶりだせなかった。
WD15EADSも3台つかっているのだが、こちらも1台がペンディングセクタ多発の上、代替セクタに割り振られず使用不可。こちらは1年近くたっているので、WDのRMA申請してシンガポールに送った。もう3日前には届いているはずなのだが、いまだにWaiting productのまま、ステータス変化なし。どーなってるんだ?
なんか、安心して使えるHDDがなくなってきた気がする。
HD203WI(SAMUSUNG)もつかっているが、こちらは1ヶ月あまりで、OSから突然姿を消す謎の現象発生。イベントログにも予告なく消滅した的なメッセージ。。。録画サーバなので、レジューム、サスペンドするわけでもなくOS稼働中に突然だ。おかげでまる1日分、録画しそこねた。。。
1TBクラスのHDD(333GBプラッタ)の頃は、こんなことぜんぜん起きていなかったのに、あまりにもひどい。検索しても、故障の話を割と見かける。
こうなってくると、シーゲートのLPシリーズくらいしか選択肢がなくなってくる。 HITACHIは、爆熱なので、ちょっとなぁと。
シーゲートはちょっと前まで鉄板だったが、ファーム問題で一気に崩れた感じがする。 とはいえ、WDの品質がこのアリサマだとシーゲートにするしかないかなぁと思う。

大容量HDDを単発で使っている方、たまにはsmartのロングテストを実行した方が良いと思われ。 大事なファイルが突然読み出せなくなる衝撃は大きいですよ。
あとは私みたいに諦めて、とりあえず冗長化した構成でHDDを使い、壊れたら入れ替える位の気持ちのほうが良いかもしれない。

いくら保証がありタダで交換してもらえても、データは戻ってこない。
私はZFSでつかっていて、定期的にscrubを掛けるようにしているので今の所データロストはないが、一時的にでもdegradeした状態で使うのはかなり怖い。

というわけで、HDDメーカさんにはバカな価格競争はやめてもらい、品質を上げる努力をしてもらいたい。 たしかに一部のジャンルではSSDにシェアを食われているかもしれないが、まだまだHDD時代は続くだろうし、容量:単価でいったらHDDが最高だと思う。 正直、2TBで8200円は安すぎ。故障率が低いならもうちと高くて良い。

あと、WDのグリーンシリーズ、インテリパーク、ガンすぎ。
2ヶ月つかって3万とかいっちゃってるよ。。30万回から60万回が保証値とすると、2年くらいで終了か。。。
ま、2年調子よく使えれば文句ないんだが、今回はあまりにも早く壊れすぎ。
と愚痴ってみる。

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