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2006/08/14 月

アッテネータを考える

最近、ふと思ったこと。
機械がある位置まで行き、音量を調整し、リスニングポジションに戻る。
ありゃ、ちょっと具合がよくないなぁ。また機械のある位置に行き、音量調整。
実に面倒。

リモコンが使いたいなぁ。とはいえ、音質を妥協するのも嫌だなぁ。
バーブラウンとかの、デジタルアッテネータとマイコンで、リモコンアッテネータ作れるな。(作ってる人もいると思う)
とはいえ、デジタルアッテネータだとお気に入りの抵抗が使えない。。音のチューンを楽しめない。。

というわけで、こんなアッテネータを作ることにしました。
・リレー切り替え、16ステップ
・L型(簡易)アッテネート
・リモコンによる操作OK.
・ボタンは、音量上、音量下、消音の3つ
・LCD表示
ライン入力も切り替えられるようにと思ったけど、これはべつに機械の場所まで行ってもいいやと思い、やめておく

リモコン部分の仕様
適当なリモコンを学習できる。 よって、あまっているリモコンの信号を
リモコンアッテネータに学習させて使う。
ボタンに割り当てられている、音量上、音量下、消音の3つを学習可能に。
最初は、リモコンも作ろうとおもったんだけど、なんか資源の無駄っぽいし、自作リモコンは格好悪い。 そうじゃなくても、機械ごとにリモコンがあって、それが増えていき、萎えているのに。
NECフォーマットで32bitだけ学習できるようにした。(たいていはOKかな)

リレー切り替え部分の仕様
ショート動作をするように。このショート時間は、100ms - 1秒までの幅で
設定できるようにしようかと思っている。
16ステップとしたのは、こんなもんでいいかなという理由。
マイコンのポートが1ポート余っているので、それも使えば、32ステップいける。
というかマトリクス次第で、結構な数のリレーを制御できる。
でも、アートワークめんどくせーから、16ステップでいいや。

マイコン
秋月で売っているPIC-BASICで。
これ、すっごく遅い。萎える。でも、デバッグもしやすいし、仲間内でプログラムをいじるには、BASICの方が、腰が引けないのではないかという判断。
今まで、PICはmpasmで使っていたが、LCDを気軽に使うのはBASICの方が楽。
反面、1命令あたりの動作速度がBASICだとわからない。(PIC-BASICだけかも)リモコンの学習部分などのロジックを書く時はイライラした。


んで、今のところ、リモコンコードの学習部分、初期化関連だけ書けた。
設定を行う画面(ルーチン)や、ポート制御はたいした問題ではないので、
ソフトは割とすぐに出来そう。
どっちかというと、基板のアートワークの方が面倒だなぁ。

盆休み中に、ソフトだけは、ある程度の目処がつけばと思う。(重い部分は出来ているので、問題はないと思うけど)

ここまで書いたら、ちょっと飽きてきた。完成までモチベーションが続くのだろうか。